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昭和53年9月

 個人代理店が相互に啓発し合い、その地位の向上に役立てるべく、有志の間で個人代理店の会をつくろうとの気運が熟し、この度、親和会が誕生した。
 この際、誕生の主旨を将来共に生かし、明確にするため、象徴的にこの集団の性格を表す言葉の必要性を感じたため、後術の「竹」からの連想で青竹会、竹林会、竹の会・・・・と種々愚考を重ねた末、有志におはかりしたところ、「竹の会」が近畿アフラック親和会の、通り名として取り上げられた。
「竹」にこと寄せたのは、次のような理由によるものであった。
<名づけの意図>
 竹林をなす一本一本の竹は、それぞれ他に寄り掛からず、しっかりと大地に根をおろし真直ぐ空に向かっている。しなやかではあるが、風にも雪の重みにも負けないしたたかさで・・・・。
一方その根は、お互い強固にからみ合い助け合って、たとえ地震にあっても地割れさえしない堅固な地盤をつくりあげる。
 このさまは、各代理店が、それぞれのアイデアと行動力で独立独歩の境地を開きつつも、情報不足からくる孤立感とか、個人経営なるが故の信用力の弱さといった悩みの共通点を克服するための、きずなの必要性を表しているように思えるのだ。
 企業バックの基幹代理店が、目立つ高所に大木だとすれば、お互いの我々の個人代理店は、所詮、山の裾屋を埋めつくす竹の群落。並はずれて巨大にはならないだろうが、道を這うように無限の広がりに育つ「竹」の林さえも似たりと云ったところである。
 それに、「竹」は永遠の成長を表すever green.幸福のシンボル。我々自身もあやかりたいし、平素避けて通れない<がん>の暗い話題をもキャンセルしてくれそうな心地良さを感じるのだ。
 ついでにもう一つシャレると、「竹」をローマ字で綴ると、TAKE。
 TAKEはtakeに通ずる。
一同、大いに契約を 取り、信用を 得 ながら、生活の安定基盤をかち取ろう。
併せてアフラック創業者、大竹美喜氏の草創の精神受け止め、ささやかながら社会のお役にたてることを願いつつ、又肖って、竹の会と称する。
 以上、由来に鑑み、お互い大きな竹に育とうではないか。

竹の会十訓(平成元年改訂版)

  
1. 今日も挑戦だ ・・・ チャンスが来る事を信じて、ギリギリまで努力しよう。
2. 己れに勝て ・・・ 仕事とは、先ず自己管理、自分の心に勝つ事だ。
3. 自ら作り出せ ・・・ 仕事とは、自ら創るべきで、与えられるものではない。
4. 知恵を出せ ・・・ よいアイデアも実践から、アイデアが出ないときは汗を出せ。
5. 先ず目標を ・・・ 目標達成の喜びは、仕事を勇気づけ、さらに大きい目標を生む。
6. 明日に計画を ・・・ 限られた時間を大切に、ロスの無いよう計画的に。
7. 仕事は先手 ・・・ 今やらねば何時出来るか、自分がやらねば誰がやるか。
8. 和は人を招く ・・・ 人の批判をするよりも、己を知って努力しよう。
9. 自信百倍 ・・・ 自信は最大の味方、仕事に迫力と粘りと厚みが出る。
10. 自分に誇りを ・・・ 保険セールスは人々の為、誠意と忍耐で、堂々と邁進しよう。